先週行われたガイダンスを聞いて、46名の生徒が受講願いを提出してくれました。
いよいよ地域協働について学ぶ第一回目。
今日は「役割カード」を使って、世界の国々の人が使う言語について学びました。
世界にはたくさんの言語があること、多くの人が使う言語もあれば使用人口の少ない言語もあることを実体験してもらいました。役割カードの指示に従ってその言語を扱う人に成りきりました。
使う人口の少ない言語に当たった人は、周りに仲間がいないという状況も体験し、今、日本で生活するたくさんの人たちの中にも不安な思いをしている人がいるということも学びました。
また、様々な事情により学校に通えない人がどのくらいの割合なのかも役割カードを通じて、実際に見てもらいました。
母語が伝わらない心細さ、自分の考えが伝わらない不安。
それを少しでも解消するためにはどうすればいいのでしょう?
これからの授業の中で、少しずつ理解して解決策を見つけられればいいですね。
最後に、「SDGs」についても触れられました。
これからの学習は、SDGsのどこかに必ずつながる話。
何か得るたびに、これはSDGsのどの項目に当たるのか?を意識していって欲しいと思います。
"no one will be left behind."
誰も取り残すことのない世の中をつくるために、まずは学校の有志という小さなコミュニティではありますが、小さな力の積み重ねが大きな結果になると信じて、学習・活動してもらえればと願っています。
